「暗闇」の中に一筋の「暗黒」・・・特攻の島

 はじめに。
 今回、投稿する佐藤秀峰氏が描く「特攻の島」ですが、コミック本は10月14日現時点で1巻から7巻まで出ています。まだ芳文社『週刊漫画TIMES』にて連載中らしいです。私はほとんどの漫画をコミック本でしか読まないので7巻以降のストーリーがどうなっているのか、世間の人が知っていても私は知りません。その上での感想とご了承ください。
 ちなみに、第8巻は11月中旬頃に出る予定らしいです。
 「8巻か9巻くらいで終わりかな」という気はしています。


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佐藤秀峰氏。ご存知「海猿」や「ブラックジャックによろしく」の作者です。
「ブラックジャックによろしく」は読みましたが「海猿」や「新ブラ」は読んでいません。ですがこの「特攻の島」は読み続けています。


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帝国海軍の特攻兵器「回天」。
「回天」に対する私の認識は以下の通りです。
魚雷に人間の乗る部分を作り乗り込む。一度出撃すれば敵を目視することも出来ない。訓練で磨いた技術、時間と速度から自艦と敵との距離を割り出し突進していく。敵艦も分からず、成否すら分からない。


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「回天」の特攻兵となった主人公は終始自問自答を繰り返します。

 「自分は何の為に生まれて来たのか?」
 「この特攻作戦がもたらす意味はなんなのか?」
 「何の為に生きて来たのか?」

しかし、答えが出ようが出まいが、「明日、行け!」と言われれば行かなくてはならないのです。
選択肢が実質、一択なのです。


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とにかく、1巻~7巻までホッとする場面は一つもありません。
訓練から実戦まで、常に「死」と隣り合わせでありながら、若者達は葛藤を続けます。
闇の後にもっと深い闇が来て「前の闇はまだましな闇だった」と思わされる作品です。


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約70年前には現実にあった話です。
私たち日本人は「怖い」、「つらい」などと言って、目をそむけ、耳を塞いではいけない話です。これは日本人のアイデンティティの一部なのです。


8巻以降のストーリーを今現在、全く知らないのですが、佐藤秀峰氏のこの作品を最後まで見届けて、再び投稿したいと思っています。



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