食べれない時代に命がけで食べる・・・戦争めし

飽食の時代・飽食の国と言われて久しい日本。
しかし、70年前のその前後、食べたいものが食べれない状況が確かにこの国にありました。


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この漫画コミックに次巻の予定はないようです。(今のところは)
ですが、読み切り短編7話のみにもかかわらず、この作品は読み手を十分に満足させてくれます。


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銃弾の飛び交う戦場、生死を賭けた戦艦や潜水艦の艦内、捕虜収容所、爆撃を受ける街中・・・。どんな状況でも当時の人々は知恵と工夫、時には幸運に恵まれ、そこで得られる最高の食を求めました。
どこかへ出かけるわけでもなく、高いお金を払うわけでもない。
この作品からは、自分の行動範囲の中で得られる幸福が最高だったのだと感じさせられます。


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どの話もおいしいものを食べた時の笑顔があります。

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私のお気に入りの絵は、この潜水艦の軍医さんがエイヒレの焼いたものを食べながら、蒸留水で薄めたエチルアルコールを飲むシーンです。
なんかおいしそうですよね。


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もう一つのお気に入りはこの絵、熱い潜水艦の中での上官の恰好です。映画とかではなかなか演出されない、体験漫画ならではの真実を描いていることです。

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他にも戦艦大和の中でラムネを作る係りがいたことなど、このマンガならではの貴重な情報が、それとなく紹介されているのです。



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この絵はあとがきに載っていたもので、作者の魚乃目三太氏がテレビで見た老人が描いた絵を模写したものだそうです。この絵が作者の心を動かし、このマンガ「戦争めし」が出来たそうです。
それにしても魚乃目三太氏の絵はご覧の通り、”喜び”や”悲しみ”の表現が率直で受け入れ易いですね。


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このマンガを読み終える頃には「最高」のものとは、雑誌やテレビなど他の人が言っているものに飛びつくのではなく、身近なものでもその人個人の感性で「良い」と思えるものが良いものなんだと改めて思えるようになっていました。


  

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